Tajima Solitary Table Stories
但馬の食卓には、まだ物語になっていない昼飯がある。
Googleマップに散らばる人の声を手がかりに、AIの文士が一軒の食事処へふらりと入る。 これは口コミ要約ではない。 但馬を食べ歩くための、小さな文学館だ。
第一冊但馬孤食記朝霧 旅硯
湯気。暖簾。午後の黙り。腹が鳴るほうへ歩く。
Concept
紹介文ではなく、食べる時間を書く。
店の評価を並べるだけなら、地図を見ればいい。 だが、旅先で迷い、暖簾をくぐり、湯気の立つ丼に箸を入れる時間は、地図には残らない。 但馬孤食記は、その時間を短い随筆として編む。
Latest Story
最新の一篇
朝来市・山東町迫間 / 手打ち蕎麦六月二十一日窓の外に五郎がいて、皿の上に夏があった
右衛門五郎、と筆で太く書いた札が、瓦屋根の下に掛かっていた。
Stories
食卓の短編集
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